カードを瞬時に取り出せる構造と、大容量の収納力が特徴の二つ折り財布。プエブロレザーのエイジングを楽しみたい方、現金もカードも無理なく使いたい方に向いたアイテムです。今回は、登録者100万人を超える文房具系YouTuberしーさーさんが手がけるブランド、SEASAR(シーサー)のIntegral(インテグラル)をご紹介します。実際に購入し、2週間ほど使用したうえでレビューしています。
目次
- スペック・基本情報
- ブランド・商品について
- 結論:こんな人におすすめ
- 革とデザインの魅力
- カードポケットの使い勝手
- 小銭入れの使い勝手
- 札入れの使い勝手
- 実際に使ってみた感想
- マリスコとの比較
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
1. スペック・基本情報
| ブランド | SEASAR(シーサー) |
|---|---|
| 商品名 | Integral(インテグラル) |
| 価格 | 28,600円(税込) |
| サイズ | 横8.9×縦9.9×厚み約3.5cm |
| 素材(外装) | プエブロレザー(やすりがけ加工) |
| 素材(内装) | コットンバーバリー(綿100%) |
| 開閉 | バネホック(イタリア・プリム社) |
| 収納(推奨) | カード7枚 / 紙幣10枚 / 小銭15枚 |
| 収納(最大) | カード12枚 / 紙幣20枚 / 小銭25枚 |
| カラー | 全6色(コニャック / タバコ / ペトローリオ / ネイビー / オリーバ / ネロ) |

2. ブランド・商品について
SEASAR(シーサー)は、登録者100万人を超える文房具系YouTuberしーさーさんが手がけるブランドです。文房具だけでなく革財布も展開しており、今回は実際に購入して2週間ほど使用しました。
Integral(インテグラル)は、横8.9×縦9.9×厚み約3.5cmの二つ折り財布。推奨収納枚数はカード7枚・紙幣10枚・小銭15枚で、最大ではカード12枚・紙幣20枚・小銭25枚まで収納できます。

構成は、独自カードスリット4箇所(各最大2枚)、札入れ内側の隠しポケット左右2箇所(各最大2枚)、一万円札対応の札入れ1箇所、ホック付きボックス型小銭入れ1箇所。小銭入れを財布の外側に配置する設計により、小銭が増えてもカードや紙幣の使い勝手に影響が出にくい構造になっています。開閉はイタリア・プリム社のバネホックを採用しています。
3. 結論:こんな人におすすめ
✅ おすすめな人
- 物理カードを頻繁に出す方:親指で押し上げるだけで瞬時に取り出せるスリット構造です
- 現金を日常的に使う方:小銭25枚・紙幣20枚まで対応し、札入れと小銭入れの配置も良好です
- カードを10枚以上持ち歩く方:スリット4箇所+隠しポケット4枚で最大12枚収納できます
- 使い始めから迷いたくない方:操作に癖がなく、買った時点から普通に使えます
- 速いエイジングを楽しみたい方:オイルを多く含んだプエブロレザーで、光沢と色の深まりが早く出ます
- 財布をカバンに入れて持ち歩く方:厚み約3.5cmはポケットよりカバン向きです
- カードを閉じたままタッチ決済したい方:右側の隠しポケットに交通系ICカードを入れておけます
❌ おすすめしない人
- 薄い財布を探している方:厚み約3.5cm。ズボンのポケットに入れるにはやや厚みが気になります
- 横から見た形の美しさを重視する方:外側に小銭入れがあるため、小銭が入った部分だけ盛り上がります
- 水濡れが心配な方:プエブロレザーは水分に弱く、跡が残ります
- フルレザー仕様にこだわる方:内装にコットン生地を使用しています。2万円台後半ではフルレザーで仕立てのいい財布も候補に入ります
4. 革とデザインの魅力
プエブロレザー
外装に使われているのはプエブロレザー。表面にやすりがけ加工を施したマットな質感が特徴です。オイルをたっぷり含んでおり、使い込むほどに光沢が増して色合いが深まります。経年変化の速度が速い革で、傷がついても使い込むうちに自然と馴染んで目立たなくなるため、気兼ねなく使えます。

ただし水には注意が必要です。水分に弱く、付着すると跡が残ります。
内装のコットンバーバリー
内装には綿100%のコットンバーバリーを採用。きめ細かく織られた生地で、紙幣やカードが引っかかることなくスムーズに出し入れできます。内装色は暗めのトーンで、プエブロのカラーとよく合っています。カラーによって内装色も変わる仕様で、この点にもこだわりが感じられます。

カラー展開(全6色)
- コニャック:使い込むほどに深みが増す、経年変化を最も楽しめる定番色。内装はダークブラウンでメリハリのあるバイカラー
- タバコ:渋みのある濃い茶色。落ち着いた雰囲気で、内装もダークブラウンで統一
- ペトローリオ:海のような青系のカラー。使い込むと黒に近い色へ変化します。内装はブラウンとのバイカラー
- ネイビー:深みのある静かなブルー。フォーマルな場面でも使いやすく、内装もネイビーで統一
- オリーバ:上品なダークグリーン。内装は同系色のダークグリーン
- ネロ:プエブロの質感と相まった黒。内装にブラウンを採用した組み合わせが特徴

外観とヘリ返し
デザインはシンプルで洗練されています。ブランドロゴは外から見えない小銭入れの内側にのみ配置されており、外観に主張がありません。角の処理には日本製ならではの「ヘリ返し」という技法が用いられており、角が丸まって柔らかい印象に仕上がっています。
5. カードポケットの使い勝手
カードポケットは独自の曲線を用いたスリットが4箇所(各最大2枚)。親指で押し上げるだけで瞬時にカードを取り出せる設計です。ポケット内部には綿生地を挟んでおり、カード同士が擦れて傷がつくのを防いでいます。手前と奥のポケットに段差をつけることで、奥のカードも親指でさっと取り出せる工夫が施されています。

スリットは左右非対称のデザインで、財布を閉じた際に縫い糸の端が擦れてほつれるのを防ぐ狙いがあるようです。多少振ってもカードは落ちにくい作りになっています。
隠しポケットは札入れ内側の左右に各1箇所、それぞれ最大2枚で合計4枚を収納できます。免許証やマイナンバーカードなど普段使わないカードに向いています。右側に交通系ICカードを入れておけば、財布を閉じたままタッチ決済も可能です。ただし出し入れには少し手間がかかるため、使用頻度の低いカード向けのポケットです。

6. 小銭入れの使い勝手
小銭入れは財布の外側に配置されたボックス型。大きく開くため視認性が抜群で、ホック付きの開閉もスムーズです。内側に暗いトーンの綿素材が使われているため、小銭の傷や汚れを気にせず使えます。

収納は最大25枚、推奨は15枚ほど。紙幣を取り出してから小銭を取り出すまでの配置もよく、現金払いに無理なく対応できます。小銭入れを外側に出したことで、小銭が増えてもカードや紙幣の出し入れに影響が出にくい点が、この財布の設計上の要になっています。
7. 札入れの使い勝手
札入れは左右に切れ込みが入っており、大きく広がる構造です。手前にカードが入っているためやや硬さはありますが、視認性がよく出し入れもしやすい作りになっています。

一万円札でもゆとりのあるサイズ感で、財布の中で数えてそのまま支払えます。収納は推奨10枚、最大20枚までです。
8. 実際に使ってみた感想
良かった点
カードの取り出しやすさ:今回最も評価できる部分です。空港のラウンジなど、物理カードをどうしても出す必要がある場面で重宝する作りだと感じました。財布を横に向けて使うと、カード・紙幣・小銭を同じ向きで取り出せるため、さらに扱いやすくなります。
慣れが不要な構造:操作に癖がなく、コンパクト財布にありがちな「慣れるまでの時間」が必要ありません。買った瞬間から使える、万人受けする構造だと感じました。
現金への対応力:カード6枚・紙幣10枚・小銭15枚を入れた状態でも、札入れと小銭入れの両方が問題なく機能します。現金を頻繁に使う方に向いています。
気になった点
厚み:最大の懸念点です。カードも現金も使いやすいというコンセプトのため、小銭とカードが重なってどうしても厚みが出ます。普段から薄い財布を使っていることもあり、約3.5cmという厚みはかなり気になりました。ポケットに入れるのではなく、カバンに入れて持ち歩く方向けの厚みだと思います。
厚みが均一にならない:外側に小銭入れがある構造上、小銭が入った部分だけ盛り上がります。横から見たときのデザインや美しさを求める方は、この点を考慮したほうがいいと感じました。
価格と仕立てのバランス:2万円台後半という価格帯では、フルレザーでより仕立てのいい財布も候補に入ってきます。細部の作りの良さにこだわりがある方は、他の選択肢も比較したうえで判断するのがいいかと思います。
9. マリスコとの比較
構造自体は全く違うものの、外装にプエブロレザー、内装にコットン生地を使う組み合わせや細部の作りは、人気モデルであるlemma(レンマ)のマリスコに近い雰囲気があります。デザインやサイズ感の面でも、マリスコや後発のマリスコミニと比較する方は多そうです。

| モデル | 価格(税込) | サイズ |
|---|---|---|
| SEASAR Integral | 28,600円 | 横8.9×縦9.9×厚み約3.5cm |
| lemma マリスコ | 17,600円 | 横10.5cm ×縦8.5cm ×厚み2.2cm |
| lemma マリスコミニ | 24,200円 | 横10.0cm ×縦8.3cm ×厚み2.0cm |
価格だけを見ると、マリスコが17,600円、マリスコミニが24,200円とインテグラルよりかなり安く手に入ります。ただしインテグラルの構造は素直に使いやすく、現金を頻繁に使う方にはこちらをおすすめできます。
10. よくある質問(FAQ)
Q1. SEASAR(シーサー)はどんなブランドですか?
登録者100万人を超える文房具系YouTuberしーさーさんが手がけるブランドです。文房具だけでなく革財布も展開しています。
Q2. サイズはどれくらいですか?
横8.9×縦9.9×厚み約3.5cmです。片手で持ちやすい手のひらサイズですが、ズボンのポケットに入れるにはやや厚みがあります。
Q3. カードは何枚入りますか?
推奨は7枚、最大12枚です。独自のカードスリットが4箇所(各最大2枚)、札入れ内側の隠しポケットが左右2箇所(各最大2枚)という構成です。
Q4. 小銭は何枚入りますか?
推奨15枚、最大25枚です。財布の外側に配置されたホック付きのボックス型小銭入れで、大きく開くため視認性は抜群です。
Q5. 紙幣は何枚入りますか?
推奨10枚、最大20枚です。一万円札でもゆとりのあるサイズ感で、中で数えて取り出せます。
Q6. 小銭入れが外側にあるメリットは何ですか?
小銭が増えても、カードや紙幣の出し入れに影響が出にくい点です。一方で、小銭が入った部分だけ厚みが盛り上がるというトレードオフがあります。
11. まとめ
Integral(インテグラル)の特徴
- 独自のカードスリット4箇所:親指で押し上げて瞬時に取り出せる
- 隠しポケット左右2箇所:合計4枚、閉じたままタッチ決済も可能
- 外側配置のボックス型小銭入れ:小銭が増えても他の使い勝手に響きにくい
- 最大収納:カード12枚 / 紙幣20枚 / 小銭25枚
- プエブロレザー:やすりがけ加工のマットな質感、速い経年変化
- コットンバーバリーの内装:カラーごとに内装色が変わる
- ヘリ返し:角が丸く柔らかい印象に仕上がる日本製の技法
- プリム社のバネホック:開閉はスムーズ
- カラー全6色:コニャック / タバコ / ペトローリオ / ネイビー / オリーバ / ネロ
- 厚み約3.5cm:ポケットよりカバン向き
こんな方に最適
カードを瞬時に取り出せる構造と、現金への対応力が両立した財布です。操作に癖がないため、コンパクト財布にありがちな慣れの時間も必要ありません。現金を頻繁に使う方、物理カードを出す場面が多い方には素直におすすめできます。
一方で厚みは約3.5cmあり、小銭が入った部分だけ盛り上がります。薄さや横から見た形の美しさを優先する方には向きません。カバンに入れて持ち歩く前提であれば、収納力と使いやすさのバランスは良好です。
気になる方はぜひチェックしてみてください。


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